パンダ
2023年4月23日
TOEIC770点ですが、800点になりたいです。
【お悩みの背景】
英語の学び直しを始めて1年半くらいの社会人です。英会話ができるようになりたいのでスピークバディなどで練習中なのですが、会社でスコアが必要なため、並行してTOEICの勉強もしています。直近のTOEICは770点だったのですが800点とりたいです。
【お悩み本文】
リスニングとリーディングは同じくらいの点数で、Percentile rankを見るとリスニングの方が低く、Abilities Measuredはリスニングの1番目(短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で…の項目)が平均に達していないのでここを改善したいのですが、どのような勉強をすれば良いでしょうか。
英語のプロからの回答
推測問題に引っかからないためのコツがあります
770点をお持ちでいらっしゃるなら800点突破はあと一歩ですね。
Abilities Measuredの分析もご自身でできていらっしゃるのがさすがです。
ご指摘いただいた 1番目の短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で…の項目は、すでにご存じかもしれませんが リスニングのPart1、2の推測が必要な問題になります。
例えて言うならば、今何時?という質問に対して、時間をストレートに答えるのでなく、例えば、時計を見なよ、などというひねった回答が該当します。
特にPart2のリスニングの前提条件として、質問文の最初の3単語を絶対に聞き取ることが大事とよく言われています。
それと同時に こういった 推測問題に対応するためにも、
・回答を予測しないこと
(例:What time...?という疑問文であっても、回答に時間が含まれるとは限らない)
・回答文の選択肢は質問と全て照らし合わせた上で消去法にして選ぶこと
という2点ががおすすめです。
本番の試験では特に周りの雰囲気におされて慌てて次に進みがちですが、リスニングの短文問題は必ず全て聞き取って確認することを心がけてみてくださいね。
あともう一歩です。
リスニング対策と並行して、文法や 単語の学習にも力を入れておくと、より早く 目標に達成できると思いますよ。
頑張ってくださいね。
Mokoコーチにメッセージを伝えましょう!
ポイントはパート2への対応。ひねった応答への対応を基本とし、メンタル強化とディクテーションを。
Abilities Measuredにおけるリスニングの1番目(短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で…の項目)は、リスニングセクションのパート1・2の正答率が影響します。パート1の写真問題は比較的簡単に作られていることから、改善すべきはパート2の正答率を上げていくことになる可能性が高いです。
パート2で苦戦することの主な原因は「ひねった応答への対応」です。例えば、「AとBのどちらでしょうか?」との質問に対して、「私は他部署の人間です(=だから知りません)」といったものです。こちらについては、TOEICの公式問題集などでこの独特なやり取りを学んでいく必要があります。「つまりどういうことなのか」と真意を汲む経験を積んでいきましょう。
次に大きな原因として、パート2に限った話ではないのですが、「前の設問に確信が持てずに次まで引きずる」というものです。TOEIC800近い素晴らしいスコアをお持ちですが、まだ満点が出るわけではないでしょうし、800を超えるにあたっても満点を出す必要はありません。つまり「確信が持てないものは捨てて次に切り替える」というメンタルを身につけ、取れるものを確実に取れるようにしていきましょう。
最後は基礎ですが、「一音一音を正確に聞き取る力」を高めていきましょう。パート3・4は意味の繋がりのある長い内容が流れるのに対し、パート2は一文一文の一発勝負です。ディクテーションなどを通して、一語一句正確に英文がイメージできるようになるまで、聞き込みを重ねていきましょう。
Shinにメッセージを伝えましょう!
パート1,パート2の正答率を上げるようにしましょう。
770点をお持ちで、リスニングの方が点数が低いということですが、
後少しの努力で800点には到達すると思います。
他の方も書かれていますが、、Abilities Measuredはリスニングの1番目が低いということは
パート1、パート2の正答率が低いということになります。
パート1は比較的難易度は低いですが、
最近の公開テストでは1,2問難問が出ることがあります。
難問は仮にできなくても大きな影響はありませんので
あまり気にしないようにして下さい。
パート1の対策としてはよく出る頻出単語、表現を
覚えておくと良いです。
例えば
railing(手すり)
wheelbarrow(手押し車)
silverware(銀食器)
等は何度も出題されています。
頻出表現としては
cast shadows on~(~に影を落としている)
be propped up against~(~に立て掛けている)
be strolling along(~に沿って歩いている)
がありますが、こうした表現は知らないとなかなか
聞き取れないので、覚えておくと良いですね。
パート2に関しては間接的な表現に注意が必要です。
前半は直接的な応答の文が多いですが、
中盤から後半にかけては間接的な応答の問題が
出て、受験生を悩ませます。
例えば
(問)会議はいつ?
(答)キャンセルされたんじゃないの
(問)一番近い駅はどこ?
(答)知らない
のような問題が出ます。
こうした問題は対策書には出ていますので
以下の参考書で学習してみて下さい。
TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問
TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
後少しの頑張りで目標スコアに達すると思います。
頑張って下さい。
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