AI英会話スピークバディの評判・口コミとは?効果的な使い方を英語のプロが徹底評価
英語学習のプロの意見 : 5
「英語を話せるようになりたいけど、対面で人と話すのは恥ずかしい」「書籍を買って勉強しているけど、上達が感じられない」「仕事や家庭が忙しく、英語コーチングに通うのは時間的に厳しい」など、英語学習には悩みがつきものです。
そのような英語学習の悩みに答えるサービスの一つとして、昨今人気が高まっているのが英語アプリです。隙間時間に手軽に英語の勉強を行えることに加え、オンライン英会話やマンツーマンの英語コーチングと比較しても、手頃な価格で本格的な英語学習を始められることから、人気が上昇しています。
今回はそのような英語学習アプリの一つであり、感情豊かなAIキャラクターと会話することで実践で使える英会話力が上達する「AI英会話スピークバディ」について、その評判や口コミを見つつ、利用する場合のメリット・デメリットに加え、効果的な使い方や実際に利用した際の体験談を英語学習のプロから学んでいきます。
この記事に登場する英語学習のプロ
Yuuコーチ
日本生まれ。オーストラリア University of New South Wales 経済学専攻、卒業。英会話スクール勤務を経て、現在は英語公用語のグローバルなIT企業で働いています。子どもから大人まで英会話、文法、勉強方法などの指導経験あり。英検®1級、TOEIC®980点取得。猫を4匹飼っています。
Mokoコーチ
留学経験なしに国内で英語を学習。英語講師/ホテル勤務、地球一周の船旅でボランティア通訳を経験。コーチ歴4年目、現在までに英会話やTOEIC®のコーチングで100名以上のラーナーさんの学習を支援しました。
Sayumiコーチ
高校時代にカナダ、大学時代にアメリカへの留学経験あり。大学卒業後、英会話スクール講師として幼児~社会人まであらゆる年齢層への指導を行う。現在は社会人の英語学習サポートの他、中高生への受験英語指導や英文添削業務にも従事。英検®1級、TOEIC®970点。出版翻訳も勉強中。
Norika
現役子ども英語講師。指導歴10年以上。地域の公立中学校でも学習サポーターとして活動。 中学校で始めてふれる英語の響きに魅了される。その後、学生の間に、NHKラジオ講座、アメリカの友人との文通、イギリス短期留学、ホストファミリーとして留学生受け入れなど、学校以外でも英語に親しんだ結果、19歳で英検®︎準1級合格。 卒業後は英語を使わない事務職に就くが、夢を諦めきれず40代で子ども英語講師に。現在、全国展開のスクールで幼児から高校生まで指導中。優秀講師賞受賞。より良いレッスンと英語力向上のためオンライン英会話に励む毎日。TOEIC®︎900点。 自身の運営する「英語の先生応援ブログ」では、これまでの指導経験をもとに講師向けアドバイスを発信中。
Janickiコーチ
アメリカ在住。TESOL取得。日米で翻訳・通訳の経験あり。日本語教師としても活動。現地大学で多国籍なクラスメイトと共に英語の勉強中。
AI英会話スピークバディとは?
スピークバディは、感情豊かなAIキャラクターと会話を行うことで、英語力の中でも特に実践的な英会話・スピーキング力の上達に役立つアプリです。
2023年1月時点で250万ダウンロードを突破したスピークバディは、800以上のリアルな会話シーンを選択することができ、本格的な英語学習を1日15分程度で始めることができます。
AI英会話スピークバディの特徴・メリットは?
AIキャラクター相手に気軽にスピーキング練習ができる
英単語や文法だけを勉強していても、実際に英語を話すことができるようにならないのは周知の事実です。一方で、オンライン英会話や英語コーチングを受ける場合、受講する先生との相性に悩むことや、英語を話すことに慣れていない場合には、対人で英語を発音することに強いストレスや緊張を感じることがあります。
一方スピークバディでは、感情豊かなAIキャラクターとリアルなシチュエーションの中で楽しく会話をできることから、実際に人と話しているように英会話の練習ができることに加えて、AI相手のため恥ずかしさを感じたり、身だしなみを気にしたりといったことなく、気軽に何度でも繰り返し会話練習を行うことができます。
800以上のリアルな英会話シーンから学習できる
海外に住んでいたり留学をしているならまだしも、ほとんどの人にとって日常生活の中で英語を実際に話す機会は限られています。またオンライン英会話などで英語を話そうと思っていても、レッスンの中では自己紹介など限られた話題に終始してしまったり、似たようなテーマでの会話を繰り返すことが多々あります。
そのような実践から程遠い環境下での英語学習を避けるため、スピークバディでは800以上のリアルな会話シーンから、日常会話やビジネス会話、初級か上級かなど学習者の目的やレベルに合わせて英語学習を行うことができます。
1レッスン15分 スマホで英会話レッスンを受けられる
英会話教室などに通う場合には、前もって教室に通う時間を予約する必要があることに加え、1レッスン辺り1時間程度の拘束時間や、通うための通学時間も必要になってしまいます。そのため仕事が忙しかったり、家事や育児で自由に使える時間が限られている方には、英語学習を継続することが難しくなってしまいます。
その点、スピークバディを利用した場合、英語上達に大切なインプット学習として「単語・リスニング」を学習できることに加えて、学んだ内容を活かしてアウトプットを行う「会話・英作文・応用練習」を含めて、1レッスンを15分程度で手元のスマートフォンから受けることができます。
AIによる自動音声認識で発音フィードバックを受けられる
多くの日本人は、学校教育や受験を通じて長い時間を英語学習に費やしてきました。けれども、学校教育の弊害として、単語や文法など読み書きを中心とした学習に終始し、実際に英語を話す機会が限られています。結果として自身の英語の発音に自信が持てず、英語を話すことができないことが課題として挙げられます。
そのような英語発音の問題に対して、スピークバディではAIがアプリ利用者の発した声を解析し、音声記号レベルでフィードバックを返すことができます。
対人での学習だと緊張感や気遣いなどから、何度も繰り返し発音することに疲れてしまったり、先生がある程度日本人の英語発音に慣れていたりすると、どの部分の発音が誤っているかの指摘を受けられず、発音を上達させることが難しい場合もあります。
一方でスピークバディではAIが正確に学習者の発音を理解し正否を判断してくれるため、苦手な発音領域をしっかりと理解し、復習しながら発音を向上させることができます。
レベルチェックテストから最適なカリキュラムを受講できる
英語学習を行っていて挫折する大きな要因の一つとして、自身の英語レベルを客観的に把握できる手段が限られており、自分の英語レベルに合わない内容や手法で学習を進めてしまうことが挙げられます。もちろんTOEICなど、英語レベルを図るための試験は多数用意されていますが、やはり読み書きの比重が大きく、実践的なスピーキング力をチェックするには心もとないと言えます。
それに対してスピークバディでは、CEFR-J(詳細はこちらを参照)と呼ばれる評価指標を用いることで、発音、流暢さ、正確性、表現の幅、文章構成など多面的な部分からAIがあなたの英語力を総合的に評価してくれます。
またレベルチェックテスト結果に基づいて、AIが学習者一人ひとりに最適なカリキュラムを提案してくれるため「まず、何を勉強したら良いのか?」に悩むことなく英語学習を進めることができます。
1ヶ月「1,983円(税込)〜」何個でもレッスンを受けられる
オンライン英会話や英会話教室に通うと、1レッスン辺りの値段は低く抑えられてはいますが、複数のレッスンを受けたり、授業を受ける先生を指名したいと考えた場合、費用が加算していき、最終的には当初考えていたコストよりも増加してしまうことが多々あります。
その点、スピークバディではアプリの契約期間により変動しますが、1ヶ月「1,983円(税込)〜」英語学習を行うことができます。また、受けられるレッスン数に制限はなく、勉強時間に応じてカリキュラム内のレッスン数を調整できるため、結果的にオンライン英会話と比較してもお得に実践的な英会話を学べます。
AI英会話スピークバディの利用料金・無料で使えるか?
AI英会話スピークバディは無料体験を利用し、全機能・全コンテンツを使うことができます。
無料期間完了後は「3,300円(税込) / 月」で利用することができます。
※ 料金は2024年1月現在、タイミングやキャンペーンにより変動する可能性があります。※ すでに一度無料体験利用済みの方は、無料体験を再度ご利用頂くことはできません。
スピークバディのデメリット・向かない人は?
英文法を基礎から学び直したい人
スピークバディは、実践で使える英語スピーキング力や英会話の向上を目的として作られており、個々の英文法を一つひとつ詳細に解説などは行っていません。そのため、基礎的な英文法が身についていない方の場合、英文法を詳細に解説したサービスや書籍を利用し、まずは英語の基礎文法を理解しておく必要があります。
基礎的な土台が理解できた上でスピークバディを利用すれば、利用者が発した音声からAIが文法の誤りを指摘してくれるため、より実践的な場で使える英文法へと変化していきます。
特定の資格試験に最短で合格したい人
会社によっては給与アップ、駐在を行うためにTOEIC、英検などの資格取得や点数向上が求められることもあります。そういった場合、最短で資格対策を行う必要がありますが、スピークバディは実践的に話せるスピーキング力を身に付けることを目的としたアプリのため、資格の取得や点数アップを最短で進めることには向いていません。
もちろん、スピークバディを利用することでスピーキング力やリスニング力を始めとした本質的な英語を話す力がつくことで、結果としてテスト結果の向上にも役立つため、まずは英語学習の目的や時間軸を明確化した上で、スピークバディを利用することをおすすめします。
大量の英単語・語彙を丸暗記したい人
英語力の基礎として、やはり単語力は重要な要素となります。そのため、より多くの英単語を丸暗記し、早めに覚えてしまいたいと考える方にとって、リスニングからスピーキングまで包括的に「実践で話すための英語」を学ぶスピークバディは、時間がかかり過ぎるとも言えます。
一方で、効率的に単純に単語を丸暗記したとしても結局は実践の場で話す時に使えなければ意味が無いこと、またスピークバディでは実際に会話の中で頻繁に出てくる英単語を文章やフレーズとして学べるため、話すための語彙力が向上するという利点があります。
プロがおすすめするスピークバディの効果的な使い方とは?
今回は英語学習のプロであるYuuコーチから、スピークバディの効果的な使い方を学んでいきましょう。
Yuuコーチ
オーストラリアの大学卒。IT企業で多国籍な社員と働く。TOEIC®980点、英検®1級。
1.レベルチェックテストを受けて英語レベルを把握しよう
最初にレベルチェックテストを受けます。テストは3分程度で答えられるようになっており、英語学習の目的や現在の英語レベルについて答えた後、実際にAIキャラに話しかける形で英文を声に出して読んだり、英語で質問に対して自由回答を行うことで、あなたの英語レベルを診断できます。
- 英語の試験は多数ありますが、多くが読み書きを中心として採点を行っているため、実践的なスピーキング力を図るには十分とはいい難いです。その点スピークバディでは、日本の英語教育での利用を目的に構築された新しい英語能力の到達度指標であるCEFR−Jに基づいて採点がなされているため、「発音・流暢さ・正確性・表現の幅・文章構成」という観点から実践的なスピーキング能力をチェックできると感じました。
2.提案されたカリキュラムを進めてみよう
レベルチェックテストの結果を踏まえて、スピークバディが最適なカリキュラムをおすすめしてくれるため、まずはそのカリキュラムを進めてみましょう。自身のスケジュールに合わせて、1日1レッスン〜3レッスンを選べますが、英語学習では継続することが最も重要なため、無理なく継続できるレッスン数にしてみてください。
[英語学習のプロの視点] 英語学習者にとって最も難しいのは「学習の継続」だと言われています。実は朝の時間帯に学習するユーザーのほうが継続率が高いという統計も出ているため、最適な時間帯や学習ボリュームを調整しつつ、あなたが無理なく継続できる方法を探ることが成功の近道となります。
3.レッスンを受けよう!まずは単語学習から
1レッスンは「単語学習」「リスニング」「会話」「英作文」「応用練習」という5つの学習モードで構成されています。最初の単語モードでは、レッスンに出てくる単語を学習し、基礎的な語彙力を身に付けることができます。
[英語学習のプロの視点] 単語を覚えるときは正しい発音も一緒に覚えるために、声に出しながら練習しましょう。知らない単語はノートに書き写しておくと、あとで見直すときに覚えるべき単語がまとまっていて復習しやすいです。発音も意味も一緒に覚えることがスピーキング力につながります。
4.クイズ形式のリスニングを受けよう!
仕事や日常会話など、実践の場に近い会話内容のストーリーを聞いて、内容確認のクイズに答えるのがリスニングモードです。ワンタップで日本語訳を表示させることもできるため、リスニングの内容がまったく分からない場合は、日本語を確認しながら進めることができます。
[英語学習のプロの視点] 一度ですべてを理解しようとすると焦ってしまいがちだと思います。WHO(だれが)、WHAT(なにをしているか)など、断片的な情報を掴むことから挑戦しましょう。
さらにトレーニングしたい人は、オーバーラッピングにも挑戦してみてください。文字を読みながら被せるように声を出して一緒に音読をするので、リズムやイントネーションが身につきますよ。
5.AIキャラとリアルな会話をしよう!
会話モードや英作文ではAIキャラが登場する会話に自分も主人公として参加することができます。実際の登場人物になりきって英語を声に出すことで、各レッスンごとに用意された、実践的な会話で使えるキーフレーズを自分のものにできます。
また、応用練習モードではシチュエーションを変え、異なる状況の中でキーフレーズをさらに繰り返し練習することができます。
[英語学習のプロの視点] 第二言語習得理論に基づくコミュニカティブ・アプローチ(コミュニケーション能力の向上を重視したアプローチ)では、ただの復唱や文法練習ではなく、「いつ、どういった場面で使うか?」をきちんと意識して学ぶことで、実践的な会話力が身につくと言われています。スピークバディではAIキャラと実際のリアルなシーンを想定した状況で英会話が学べるため、記憶として定着しやすいと考えられます。
6.学習した内容を復習しよう!
受けたレッスンは、繰り返し何度も受け直すことができます。また4~6レッスン程度で1ユニットとなっており、各ユニットのレッスンを受け終えると、ユニットテストに挑戦することができます。テストを受けた上で忘れてしまった単語やキーフレーズがあれば、該当するレッスンに戻って復習しましょう。
またカリキュラム以外にも、パーソナル発音トレーニングではレッスンの中であなたが発音した単語をAIが解析し、苦手な単語を教えてくれるため、追加で練習が必要な発音に絞って効率的に発音を鍛えることができます。
[英語学習のプロの視点] 有名なエビングハウスの忘却曲線で示されるように、一度覚えた内容も1日経てばその半分以上が忘れ去られていきます。そのため学習においては復習が最も大事な要素となります。スピークバディではレッスン後のユニットテストやパーソナル発音トレーニングを始め、復習が各所で促されているため、忘却曲線に合わせてより効果的に記憶に定着できると感じました。AI英会話スピークバディ利用者250万人突破 | PR1日65円〜!シャイでもできるAI英会話とは?今すぐAI英会話を無料体験
実際に利用したユーザーによるスピークバディの口コミ・評判とは?
ここからは、実際にスピークバディを利用したことのあるユーザーの口コミや評判から、どのような効果があるか、また利用して意味がないと感じたユーザーにはどのようなデメリットがあったかを見ていきましょう。
AIキャラクターと気軽に話せる点、また日常会話などでリアルに使えるフレーズが出てくる点などが評価の対象になっているようです。
やはり、英語は話せるようになることが最大の目的となるため、実践でいかに使える英語力を身につけられるかは、アプリを選ぶ上で重要な観点となります。
スピークバディとオンライン英会話との違いを感じるユーザーの方も多いようです。オンライン英会話の場合、やはり対人のため一定の単語力や英語を講師相手に話す力が必要となります。
一方、スピークバディはAIキャラクターと会話を行うため、英語初心者や英語を話すことに苦手意識があるユーザーにとっても、使いやすいアプリといえます。
スピークバディは実践的な英会話力・スピーキング力をつけることに有効な反面、英語の基礎的な文法が身についていない場合には、難しく感じられるというデメリットがあるようです。
英文法の力が足りないと感じる場合には、まずは文法の解説が詳細に書かれている英文法書で事前に勉強を行った上で、スピークバディを初めてみることもおすすめです。
英語学習を行う方にとって最も大きな課題としては、やはり「モチベーション・やる気」を維持するのが難しいことでは無いでしょうか?
スピークバディは、アプリからゲームを行うような感覚で英語学習を続けられるため、長く続けることが他の英語学習より簡単とも言えます。
AIキャラクターとの会話練習は気軽に行える反面、最終的には人相手に英会話を行いたいと考える英語学習者も多いのではないでしょうか?
まずはスピークバディを通じてAIとの会話練習に慣れてきたら、いざ試合に出るように人相手の英会話に移行していくという使い方であれば、しっかりと練習経験を積んだ上で恥ずかしさ無しで人と英語を話すことができるようになるのではないでしょうか?
chatGPTの登場により、AIとの英会話学習も急速に広がりつつあります。2023年秋を予定していますが、スピークバディにもいよいよAIとのフリートークを軸とした新機能「buddyChat(バディチャット)」が登場します。
buddyChatでは、ただAIとのフリートークを楽しむだけではなくストーリー仕立てになっていることから、与えられたミッションに基づいて体系的に英会話を学べる点も良いですね。
スピークバディのよくある質問・英語のプロからの評判・口コミは?
スピークバディの使い方や効果、そもそも続けられるかなど、アプリを利用する上でのよくある質問に対して、英語学習のプロが回答を行っています。そのいくつかをピックアップしているため、ご覧ください。
Mokoコーチ
Sayumiコーチ
Norika
Janickiコーチ
まとめ | 実践的な英会話・スピーキング力をつけたい方におすすめ
AI英会話スピークバディは、AIキャラとの様々なシチュエーションでの会話を通して、日本人が苦手とする発音やスピーキングなどを始めとしたリアルな場での英会話を上達させたい方にはおすすめの英会話アプリです。
また仕事や家庭の忙しさや費用面が障壁となり、オンライン英会話やコーチングを受けることが難しい方にも、アプリで手軽に英会話を学べる手軽さがあります。
初めてご利用の方は無料体験での利用も可能なため、まずは試してみるのはいかがでしょうか。