英語が嫌いで吐き気がする方必読!苦手意識をなくす対策や勉強方法
英語学習のプロの意見 : 5
・英語が嫌いで勉強しようとすると吐き気がする
・大嫌いだけど英語学習に取り組む必要がある
・吐き気がするほど嫌な現状を乗り越えて、英語の勉強に向かえる方法が知りたい
吐き気がするほど嫌いな英語を勉強するのは、本当に辛いですよね。
しかし、仕事やプライベートなどで必要になり、「どうしても学習しなければならない」という状況になることもあるでしょう。
この記事では、英語が吐き気がするほど嫌いな方が苦手意識を少しでもなくして、英語学習に取り組めるようになる方法を紹介していきます。
辛い現状を克服するためには、英語が嫌いな理由などを受け入れつつ、苦手と感じる原因を探っていくことが大切です。
まずはご自身が英語が大嫌いになってしまった理由やきっかけについて考えていきましょう。
この記事に登場する英語学習のプロ
Yuuコーチ
日本生まれ。オーストラリア University of New South Wales 経済学専攻、卒業。英会話スクール勤務を経て、現在は英語公用語のグローバルなIT企業で働いています。子どもから大人まで英会話、文法、勉強方法などの指導経験あり。英検®1級、TOEIC®980点取得。猫を4匹飼っています。
Monicoコーチ
中学校の義務教育で英語に出会い虜になる。その後高校生で語学研修でオーストラリアに滞在、全然英語が話せなくて絶望する。外国語大学に進学し、ひたすら英語と向き合い続け、8か月の語学留学の後、ようやく英語に自信がつく。大人向け英会話学校で現役講師を務める傍ら、英語学習者向けのコラムなどライターとしても活動中。
Satomiコーチ
英検®1級・TOEIC®970点。会計事務所や人材会社で外資系の顧客を担当、外資系企業にて人事の経験も。夫の駐在で1年、米国滞在。学習者の日々の生活や目的に沿ったトピックや学習方法を日々思案。
Konコーチ
大学卒業後に海外の企業にて勤務し、国際的なビジネスの場で活躍。英語での会議のファシリテーションなどを得意としています。海外にてネイティブの配偶者と暮らしつつ、日々新しい英語表現の学習に取り組んでいます。
早川幸治(Jay)
ニックネームはJay。SEから英会話講師へ転身。その後、英語セミナー講師として、これまで全国200社以上で研修を担当してきたほか、大学や高校でも教える。高校2年で英検®︎4級不合格から英語学習をスタート。苦手を克服し、TOEIC®︎990点(満点)、英検®︎1級取得。脳や心の仕組みを活用した学習法を提唱し、「上達の本質」を英語学習ほか目標設定やプレゼンなど幅広い研修に応用している。著書に「TOEIC®︎ L&Rテスト 書き込みドリル」シリーズ(桐原書店)、「はじめてでも600点ごえ!TOEIC®︎テスト 全パート完全対策」(永岡書店)、など50冊以上。雑誌連載のほか、企業における学習コンサルティングやコーチング、「英語思考で身につける!日本語プレゼンセミナー」も担当。株式会社ラーニングコネクションズ代表取締役。
吐き気がするほど英語嫌いになってしまう理由・きっかけ
英語に苦手意識を持っている方は多いですが、「吐き気がするほど嫌い」と感じる場合は何かきっかけになった出来事があるかもしれません。
学習に取り組もうとすることで、過去の辛い経験や現在抱えるストレスを思い出し、吐き気がするほど嫌な気持ちになってしまっていることも考えられます。
英語が大嫌いになる理由やきっかけとして、例えば次のことが挙げられます。
- 学校での辛い経験
- 過去の失敗や恥ずかしい思い出
- 周囲からのプレッシャーや義務感
それぞれの項目について簡単に紹介するので、当てはまるものはあるか等、ご自身の今までのことを振り返りながら読み進めてみてくださいね。
①学校での辛い経験
1つ目に考えられる吐き気がするほど英語が嫌いになる理由・きっかけは、学校教育の中での辛い経験です。
小学校や中学校、高校時代などに英語に対するネガティブなイメージを持つことで、英語学習に対して嫌悪感を抱いてしまうことがあります。
英語が嫌いになってしまうきっかけとして、例えば次のようなことが挙げられます。
・英語の先生の対応が冷たかったり、高圧的だったりして嫌な思いをした
・テストや成績へのプレッシャーを強く感じていた
・クラスメイトと自分を比較して劣等感を感じていた
・英語の授業が苦痛だった
嫌な経験はなかなか忘れられないものなので、これらが英語への負のイメージを今でも呼び起こしているのかもしれません。
②過去の失敗や恥ずかしい思い出
過去の失敗や恥ずかしい思い出が、英語が吐き気がするほど嫌いになるきっかけになっている可能性もあります。
英語を話そうとして間違えた結果、周りに批判されたり馬鹿にされてしまったりしたことや、相手に通じなくて恥ずかしい思いをした経験はありませんか?
英語に触れることでそのような経験を思い出してしまい、拒否感が生まれているのかもしれません。
③周囲からのプレッシャーや義務感
3つ目に紹介する英語が嫌いになるきっかけや理由として、周囲からのプレッシャーや義務感が考えられます。
自主的にやりたいと思ったことではなく、「やらなくてはいけない」ことを続けていると、学習そのものが負担やストレスになっていきます。
特に毎日忙しく自由に使える時間が限られている中で、義務的な英語学習に時間をとられてしまうと嫌な気持ちも膨らんでいくでしょう。
また、職場の同僚が当たり前に英語を使っていたり、「英語ができることは当然」という雰囲気がある中で働いていたりする場合も要注意です。
出勤するたびに「学習しなければ」というプレッシャーを感じやすく、英語ができない自分を責めてしまい辛い状況に陥ってしまうことも想定されます。
次からは、このような吐き気がするほど英語が嫌いになってしまう状況を少しでも緩和するために、簡単にできることを紹介していきますね。
英語が大嫌いになった経験を癒やすなら「書くこと」がおすすめ
英語が吐き気がするほど大嫌いになってしまった過去の経験や現在のストレスを癒やすためにおすすめしたいことのひとつが、「筆記開示」をすることです。
筆記開示とは自分がした体験について、感情や考えなどを書き出すこと。
書いてアウトプットすることで、ネガティブな感情が減ったり、継続をすることで記憶や思考、理解などの認知機能が改善したりすることがわかっています。
過去の出来事が勉強の邪魔をしているなら、英語や英語学習に対するネガティブな体験について自分が感じたことや今の思いを書き出してみましょう。
英語に対する嫌悪感が軽減でき、徐々に取り組めるようになっていけるかもしれません。
筆記開示の具体的な方法
効果的に筆記開示を行いたいなら、次のポイントを意識して取り組むのがおすすめです。
・1日に20分は書き続ける
・最低でも4日間連続で行う
筆記開示を行う時間は、仕事終わりや寝る前がベストだと言われています。
20分間は長いと感じるかもしれませんが、文章の綺麗さや誤字脱字にこだわる必要はないので、自分の悩みや感情について書き続けることが大切です。
「4日間も書くことがない」と感じたら、同じ内容を書いてもOKなので気軽に試してみてくださいね。
次項からは、英語が嫌いで吐き気がしてしまう原因が現状の学習方法などに隠れていないかを確認していきます。
現状をチェック!英語が嫌いで吐き気がしてしまう原因7選
「特に過去に英語嫌いになる経験をしていないけれど、吐き気がするほど苦手意識がある」という場合は、英語の勉強の仕方や考え方などに原因が隠れているかもしれません。
英語が苦手な人の特徴とも言える、英語嫌いな現状を作り出している原因は次のとおりです。
- 勉強方法や教材のレベルが合っていない
- 英語学習のハードルが高すぎる
- 「学習する意味」を感じられていない
- 「どうせ無理だ」と思い込んでいる
- 完璧主義に陥っている
- そもそもコミュニケーションが苦手
- 成果が感じられず、モチベーションが保てない
英語が苦手になってしまう人の考え方や勉強方法の罠にはまらないために、自分が抱えている原因はどれか一緒に探っていきましょう。
①勉強方法や教材のレベルが合っていない
英語が吐き気がするほど嫌いだと感じるなら、勉強方法や教材のレベルが合っていないのかもしれません。
適切ではないレベルの教材や勉強方法を選んでしまうと、理解ができなかったり、達成感を感じられなかったりして、挫折の原因になってしまいます。
例えば、基本的な単語や文法の理解が必要な状況なのに英語長文に取り組んでしまうと、わからないことが多すぎて誰だって英語学習が嫌になります。
ビジネスで使える英語力をつけたいのに日常英会話だけを学んでいたら、「学んだことが仕事で活かせない」と達成感を得られずネガティブな気持ちになってしまう可能性も高いです。
当てはまる場合は勉強方法や教材を見直すところから始めましょう。
②英語学習のハードルが高すぎる
次に紹介する吐き気がするほど英語が嫌いだと感じる原因は、英語学習のハードルが高すぎるからです。
仕事や家事、プライベートでやることが多い中で、英語学習をする際の時間的・心理的な負荷が大きければ嫌になってしまうのも当然でしょう。
英語学習のハードルが高すぎるとは、例えば次のような状態が挙げられます。
・1回の目標学習時間が長すぎる
・1回の学習量が多すぎる
・英語学習をするために机の上を片付ける必要があり、取り組むまでに時間がかかる
・対人コミュニケーションなどで心理的負荷がかかる
・英会話スクールに通うための時間的コストがかかりすぎている
「英語の勉強に取り組むことが億劫に感じる」「毎日忙しくて、なかなか時間を確保できない」と悩んでいる方は、ハードルを下げるために学習計画の見直しから始めてみるのがおすすめです。
③「学習する意味」を感じられていない
英語学習をすることの意味を感じられていないことも、吐き気がするほど英語が嫌いになってしまう原因になります。
自分がやりたくないことに取り組まなければいけないのは、誰にとっても辛いこと。
「会社で必要だから」「周りが英語ができる人ばかりだから」という外的な理由だけで英語学習を続けていると、嫌悪感や拒否感が生まれてくる可能性も高いです。
英語学習をしようとしている目的について、もう一度時間をとって考えて見るのも良いかもしれません。
④「どうせ無理だ」と思い込んでいる
4つ目に紹介する吐き気がするほど英語が嫌いだと感じてしまう原因は、過去の経験などから「自分には無理だ」と思い込んでいるからです。
英語の勉強をするたびに、「この学習をしても意味がない」「自分はどれだけ頑張っても無駄」などという心の声が聞こえてきたら、嫌になってしまいますよね。
もし思い込みが英語嫌いを作っているなら、対策をすることでもう少し楽に机に向かえるようになるでしょう。
具体的な対策などについては、まとめて記事の後半に紹介していきますね。
⑤完璧主義に陥っている
完璧主義の考え方が、吐き気がするほど英語嫌いになる後押しをしている可能性もあります。
英語を使えるようになるまでは、時間がかかります。
アウトプットをする中で、失敗を重ねたり、復習をしたりしながら英語力は身につくものだからです。
完璧主義の考え方が強いと「間違えたくない」「ミスをしてはいけない」と感じてしまうため、上手くいかないことがあるたびに自分を責めてしまうことに。
学習したことを完璧に使えなければいけないという考えが、「英語が嫌だ」と感じるきっかけになってしまっているかもしれません。
⑥そもそもコミュニケーションが苦手
コミュニケーションのために英語を学んでいる方も多いはず。
しかし、コミュニケーションが苦手な人がいきなり対人レッスンなどで英語力を身につけようとすると、吐き気がするほど英語が嫌いだと感じてしまう原因になりかねません。
苦手なことをしながら、新しいことを学ばなければならない状態をイメージするだけでも嫌な気持ちになってきませんか?
まずは自分にとって負担が少ない学習方法から試してみることがおすすめです。
⑦成果が感じられず、モチベーションを保てない
最後に紹介する吐き気がするほど英語が嫌いだと感じてしまう原因は、成果が感じられないことです。
一定期間学習に取り組んでも成果や成長を感じられない場合は、英語学習を辛いだけの作業だと思ってしまうことがあります。
その結果、モチベーションを保つことも難しく、英語の勉強がどんどん嫌になってしまうでしょう。
次のような行動に当てはまる場合は、要注意です。
・大きな目標を掲げすぎている
・短期間で成果を求めすぎている
・成果を確認する機会がない
・英語ができる他者と自分を比較することが多い
英語が吐きそうなくらい嫌いな自分をより理解したいならAIカウンセラーに頼るのもあり
「英語が吐きそうな原因をもっと理解したい」
「英語学習の目的なども含めて、自己理解を深めたい」
このように感じているなら、株式会社スピークバディが運営する「AIカウンセラーに英語相談」を活用するのもひとつの方法です。
AIからの英語の学習目的や学習方法などについての質問にチャット形式で答えることで、自分の考えや悩みを言語化できます。
AIが1,000件を超える英会話のお悩みデータや第二言語習得理論に基づく分析を活用して、悩みを明確にしてくれるので、「どのように学習すべきか」の計画も立てやすくなりますよ。
また悩みをWEB上で投稿すると、英語学習のプロフェッショナルが解決策の提案もしてくれます。
「自分だけで原因や対策を考えるのはハードルが高い」と感じる場合は、気軽に試してみてくださいね。
次からは英語嫌いな現状を変えるためのヒントを紹介していきます。
吐き気がするほど英語が嫌いな現状を変えるための6つのヒント
少しだけ考え方を変えたり、工夫したりすることで、辛い現状を楽にすることは可能です。
ここからは、吐きそうなくらい英語が嫌いな状況を変えるための6つのヒントを紹介していきます。
- 自分に合う勉強方法・レベルから始める
- 短時間や数ページの学習から始める
- 英語学習のメリットや目的を再確認する
- ネガティブな思い込みを客観的に捉える
- 失敗は学習の一部だと捉える
- 「前に進んでいる感覚」が得られる工夫をする
それぞれについて簡単に解説していきますね。
英語が大嫌いな原因が明らかになっている方は当てはまる部分から読み進めてみるのもおすすめです。
①自分に合う勉強方法・レベルから始める
1つ目に紹介する吐きそうなくらいの英語嫌いを脱却するためのヒントは、自分に合う勉強方法やレベルで学習を始めることです。
自分の英語レベルや学習目的、性格などに合う教材や方法を選ぶことは、無理なく英語学習を続けるための重要な要素のひとつ。
例えば、コミュニケーションが苦手な方は対人コミュニケーションが不要なAI英会話アプリでの学習を選択することで学習のストレスを減らせます。
自分の英語レベルがわからない方は、オンライン英会話や英会話アプリのお試し体験でレベルチェックのテストが受けられたりするので活用してみるのがおすすめです。
例えば、「AI英会話スピークバディ」では実践的な英会話力のチェックが可能ですよ。
詳しくは次のQ&A にまとめています。
Yuuコーチ
②短時間や数ページの学習から始める
「英語学習が負担で吐き気がする」と感じている方は、思い切ってハードルを下げてみるのがおすすめです。
勉強時間や量などの目標を設定する際は、達成しやすい簡単なものにしてみましょう。
例えば、次のような「どんなに忙しかったり、疲れたりしていても達成できる目標」を設定します。
・1日5分はアプリで学習をする
・1日見開き1ページだけ問題集を進める
・1週間に10個は英単語を覚える
可能であればいつでも学習にスムーズに取り組めるように、専用の勉強スペースを確保しておけるとベストです。
「英語が嫌いだけどこれくらいなら簡単にできる」という学習から始めてみてください。
③英語学習のメリットや目的を再確認する
3つ目に紹介する英語が嫌いで吐き気がする現状を変えるためのヒントが、英語学習の目的やメリットを再確認することです。
「仕事のため」「周りが話せるから」という義務感で英語学習を始めた場合でも、どのように自分のためになるのか考えてみるのがおすすめです。
英語学習のメリットとして、例えば次のようなことが挙げられます。
・仕事が円滑に進み、プライベートの時間が増える
・担当できる仕事が増え、キャリアアップに繋がる
・プライベートで海外旅行をした際にコミュニケーションで困らない
・映画や音楽、情報収集などの趣味などを英語のまま楽しめるようになる
・自己成長の実感が得られる
英語の勉強が自分にとってのメリットや意味があることに変われば新たな目標ができ、「楽しい」と感じることも増えてくるかもしれません。
④ネガティブな思い込みを客観的に捉える
「自分には無理」「勉強をしても無駄」という思い込みや英語への苦手意識を客観的に捉え直すことで、ネガティブな気持ちと距離を置けるようになります。
英語学習に取り組む際にネガティブな心の声が聞こえてきたら、真実だと受け止めるのではなく、「私は〜だという考えを持っている」という文章に置き換えてみてください。
具体的には、「自分は英語が苦手だから勉強をしても無駄」という思い込みが頭をよぎったら、「私は「自分は英語が苦手だから勉強をしても無駄」という考えを持っている」と置き換えます。
この少しの置き換えで思い込みから距離を取れ、事実なのか自分の思い込みなのか見極められるようになることが多いですよ。
日常に少しの工夫を取り入れることで、「吐き気がするほど英語が嫌い」という嫌悪感も減っていくでしょう。
⑤失敗は学習の一部だと捉える
吐き気がするほど英語が嫌いな原因が完璧主義にあるなら、失敗は学習の一部だと捉え直してみることもおすすめです。
英語を話せるようになるには学習を継続する必要があり、間違いや失敗から学ぶことも大切な過程のひとつになります。
「間違えてしまって恥ずかしい」「どうして完璧にできないのだろう」と感じてしまった時は、「自分はまた新たな成長のきっかけを得た」と捉え直してみたり、「今回はミスをしたけれど次に活かせば良いよ」と自分を励ましたりしてみましょう。
また、達成しやすい小さな目標を設定するのも「今日もクリアできた」という感覚を得やすいのでおすすめです。
完璧主義の思考が浮かんできたら、自分に合う方法で上手く付き合ってみてくださいね。
⑥「前に進んでいる感覚」が得られる工夫をする
最後に紹介する吐き気がするほど英語が嫌いな現状を変えるためのヒントは、「前に進んでいる感覚」が得られる工夫をすることです。
成長の実感や「頑張った」という達成感が「また頑張ろう」という原動力になり、少しずつポジティブな気持ちで机に向かえるようになるからです。
前に進んでいる感覚を得る方法として、例えば次のようなことが挙げられます。
・自分で学習記録をつける
・自動で記録される学習サービスを利用する
・ポジティブなフィードバックをもらえるサービスを利用する
・定期的に試験を受ける
学習した記録をつけたり、その日に英語学習の頑張りを振り返って一言書き出したりすることは今日からでも簡単にできることのひとつ。
達成感を得られる記録を続けると、英語学習に対する気持ちも変わっていくかもしれません。
英語嫌いで吐き気がする方向け!負担を減らしたおすすめの勉強方法
最後に吐き気がするほど英語が嫌いな方に向けて、できるだけ負担を減らした学習方法をいくつか紹介していきます。
目標や性格に合うものから試してみるなど、ベストな学習方法を見つけるためのきっかけにしてみてくださいね。
- 1日数分間だけアプリで学習する
- 英単語を1日1〜3個覚える
- わかりやすい教材で基礎から学び直す
- 英語で一行日記を書く
もし実践してみて、「抵抗なくできた」「物足りない」などと感じたら少しずつ時間や量を増やしていくなどして、自分の目標に近づけるようにアレンジしてみてください。
①1日数分間だけアプリで学習する
1つ目におすすめする英語が嫌いでも取り組みやすい勉強方法は、アプリで1日数分間だけ学習することです。
アプリでの学習は1回5〜15分ほどで終わることが多く、スマートフォンがあれば完結するので勉強のためのスペースを確保する必要もありません。
そのため、学習へのハードルも低く無理なく始められます。
ゲーム感覚で学習を進められたり、アプリ内でフィードバックがもらえたりするところも、アプリ学習の魅力のひとつ。
自動で進捗が記録されるものも多いので、「前に進んでいる」「頑張っている」という感覚を得ながら続けていけるでしょう。
英語学習初心者にもおすすめのアプリは、次の記事にまとめているので合わせて目を通してみてくださいね。
英語が話せるようになりたい人におすすめ無料アプリ15選!初心者が効率的に使うコツも紹介
②英単語を1日1〜3個覚える
吐き気がするほど英語が嫌いな方におすすめの勉強法の2つ目は、1日に1〜3個の英単語を覚えることです。
「たった1つでも良いの?」と驚くかもしれませんが、初めは絶対に取り組める難易度に設定し、英語学習への抵抗感をなくしていくことを重視しましょう。
英単語を学習するための参考書は、自分の学習目的や英語レベルに合うものを選択することも大切なポイントです。
次のQ&Aでは、英語学習のプロがおすすめする英単語の学習法が紹介されているので、気になる方はチェックしてみてください。
Satomiコーチ
英単語を覚えられない時の対策
1度で英単語を覚えられないことは当たり前なので、何度も繰り返し復習をすることが前提ですが、文字だけに集中せずにイメージやリズムを使ってみるのもおすすめです。
例えば英単語と日本語の意味を文字だけで覚えようとするのではなく、わからない単語をGoogleの画像検索を使って調べてみます。
単語のイメージが出てくることで、文字だけよりも覚えやすくなりますよ。
覚えにくい単語がある際はぜひ試してみてくださいね。
詳しい解説は次のQ&Aにまとめています。
Monicoコーチ
③わかりやすい教材で基礎から学び直す
吐き気がするほど英語が嫌いな方におすすめの勉強方法の3つ目が、わかりやすい教材で基礎から学び直すことです。
英語の基礎が身についていないまま、難しい問題にチャレンジしてしまっていては英語嫌いに拍車をかけてしまいます。
1日1ページでもOKなので、「中学校レベルの英語が怪しいかもしれない」と感じたら復習から始めましょう。
簡単な問題がついている参考書・教材を選ぶことで、アウトプットによる記憶の定着も狙えます。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は、中学校英語を学び直したい高校生や大人向けに書かれている教材なので復習に最適です。
詳しい使い方などは次の記事にもまとめているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の効果的な使い方
一から英語を学び直したい場合、何から勉強すべきかは次の英語学習のプロの意見も参考になるでしょう。
Konコーチ
④英語で一行日記を書く
最後に紹介する負担が少ない英語学習の方法は、一行日記を書くことです。
短時間でできるためハードルも高くなく、英語に慣れたり、自己表現の練習ができたりします。
やり方も簡単で、文法やスペルをあまり気にせずに、その日の出来事や感じたことなどを一行で書くだけでOK!
最初は知っている単語を使い、慣れてきたら新しい単語や表現を使ってみるなどの工夫をすることでライティング力もアップしていきます。
「朝起きてから」「夜寝る前に」などの時間を固定すると、続けやすくなりますよ。
「一行日記では物足りない」と感じる場合は、次のQ&Aを参考に「伝えるための文章」を書くことにチャレンジしてみるのもおすすめです。
早川幸治(Jay)
吐き気がするほどの英語嫌いでも大丈夫!自分のペースで進んでいこう
今回は「英語が嫌いすぎて吐き気がする」という方向けに、英語嫌いになってしまうきっかけや原因、辛い現状を乗り越えるためのヒントを紹介しました。
英語が嫌いという思いや、「自分は英語が苦手」という意識は簡単になくなるものではありません。
ネガティブな気持ちを受け入れながら、少しずつ自分に合う方法を試していくうちに、「吐き気がするほど嫌い」という気持ちは徐々に小さくなっていくはずです。
焦らずに自分のペースで英語学習と向き合ってみてくださいね。
最後に、吐き気がするほどの英語嫌いを脱却するためのヒントをまとめておきます。
- 自分に合う勉強方法・レベルから始める
- 短時間や数ページの学習から始める
- 英語学習のメリットや目的を再確認する
- ネガティブな思い込みを客観的に捉える
- 失敗は学習の一部だと捉える
- 「前に進んでいる感覚」が得られる工夫をする
執筆者=ゆりな